記事: モナムール(Mon amour)の意味とは?フランス人の愛称がキャベツやノミになる理由
モナムール(Mon amour)の意味とは?フランス人の愛称がキャベツやノミになる理由
映画やシャンソンで耳にする Mon amour(モナムール)。意味は「私の愛」。恋人や配偶者、そして子どもに向けて使う、フランス語でもっとも有名な呼びかけです。
でも実は、モナムールは氷山の一角。フランス語の愛称の世界は、もっと広くて、もっと変です。パリでデザインスタジオを営む私たちBeurre Confitureがご案内します。
モナムール(Mon amour)の基本の意味
- mon(モン)=私の
- amour(アムール)=愛
呼びかけとしては「愛する人」「いとしい人」。相手が男性でも女性でも mon amour のまま使えます。夡の挨拶、おやすみの前、電話の第一声。日常のあらゆる場面に登場します。
定番の愛称たち
- Mon chéri / Ma chérie(モンシェリ/マシェリ)=いとしい人。相手が男性なら mon、女性なら ma
- Mon cœur(モンクール)=私の心臓。命そのもの、という爆重の愛称
- Ma puce(マ・ピュス)=直訳「私のノミ」。驚くなかれ、子どもや恋人への定番中の定番です
- Mon chou(モンシュー)=直訳「私のキャベツ」。正確にはシュークリームのシューとも言われ、つまり「おいしそうな子」
- Mon lapin(モンラパン)=私のウサギ。子ども向けの愛称の王道
ノミやキャベツが愛の言葉になる。外から見ると不思議ですが、小さくて身近なものほど愛しい、という感覚は日本語の「豆々」「ちび」にも通じるものがあります。
使い分けのルールは「家庭内辞書」
どの愛称を使うかに文法はありません。それぞれのカップル、それぞれの家族が、自分たちだけの定番を持っています。大切なのは、愛称で呼ぶこと自体を照れないこと。フランスの夫婦は、結婚何十年でもお互いを名前ではなく愛称で呼び合います。
愛を言葉にする文化については、ジュテームの記事もあわせてどうぞ。呼びかけて、伝えて、また呼びかける。その繰り返しがフランスの家庭の音です。
使い方・例文
Bonne nuit, mon amour.(ボンヌイ・モナムール/おやすみ、愛する人)
Tu viens, ma chérie ?(テュヴィアン・マシェリ/おいで、いとしい人)
まとめ
- モナムール(Mon amour)=「私の愛」。性別を問わず使える呼びかけ
- モンシェリ、モンクール、マ・ピュス(ノミ)、モンシュー(キャベツ)など愛称は無数
- どれを使うかは家庭ごとの自由。照れずに毎日使うのがフランス流
- 子どもにもペットにも使う。愛称は家族の音
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